あけましておめでとうございます。今年は、わたしの干支である亥年です。
文字通り、猪突猛進、ブログもガンガン書いていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
グラデーションカラー前提のリキッドの染まりを大公開!
前回、前々回に引き続き、今、話題の「リキッドカラー」について書いています。
リキッドカラーの基本的な特性について知りたい方は、コチラを見ていただけると嬉しいです。
さてさて今回は、気になる染まり上がりについてまとめてみます。2月号では、ハイトーン毛と、白髪まじりの髪での染まり上がりを見ています。
一応、ハイトーン毛は、今、流行りの外国人風のグラデーションカラーや、個性を出した色提案をする場合、どのくらいの効果を発揮するか、ということを前提にモデルの人頭で検証しています。
白髪毛は、既染部、新生部を含んだ白髪毛にワンメイクしたらどのくらいカバーするか、がテーマですね。
ここではブログ読者のみなさん限定で、「えいやっ」とばかりに、気になる染まり上がりを大公開しちゃいます!
ちなみにこれから紹介するのは、個性を打ち出したヘアカラーを提案する例として、です。
ビフォアの状態がコチラ。
根元約1.5cm残して、そこから10cmを2ブリーチ(OX6%2倍)して13レベルまでリフト。さらに毛先は3ブリーチで15レベルまでリフトし、3段階のグラデーションをつけています。つまり、新生部、13レベル、15レベルのアンダーです。そこへ、高彩度のブルーを乗せたのが次の写真。
どんな色に染まるか!
新生部は濃紺、13レベルはストロングトーンのブルー、15レベルはビビッドトーンのブルーといった感じです。彩度の違いが際立っていて、特に毛先のブルーがシャーベットブルーっぽい、独特な蛍光色のような染まり上がりになっているのが印象的です。写真がテスト用の画像なので、イマイチ伝わりにくいのが残念!!
誌面では、今回ご紹介したグラデーションカラー系のブリーチに加え、外国人風ハイライトのハイトーン毛や、ファーストグレイ、そこからもう少し年齢の高い白髪のモデルへの発色も見ています。
撮影をしてみての感想は、これはいろんなシーンで使えるカラー剤だなと実感しました。ご協力いただいたCoCooNのsatoshiさんも太鼓判です!