今すぐ見直すべき!検索に弱いWEBサイト・3つの特徴
『HEAVENS』大関ディレクターによるネットブランディングのお話の続きです。
『HEAVENS』さんは、1999年にサロンのサイトを開設。前回はその20年の実績から学ぶ「サロンの魅力が伝わるWEBサイトづくり」についてお話頂きました。今回の話題は「SEO対策」。WEBサイトやブログづくりについて勉強すると頻出するこの用語。一言でご説明すると次のようになります。
SEO対策(検索エンジン最適化):WEBサイトが検索エンジンで上位に表示されるための対策
ネットで検索すると、SEO対策つまり検索エンジンで上位に表示されるためには?をテーマにした記事が沢山見つかります。また、「SEO対策の代行やコンサルティング」を行う企業も存在するほど。SEOはWEBサイト運営の中でも重要度が高く、同時に対策が難しい分野です。
今回、大関ディレクターに教えて頂いたのは、WEBサイト初心者が陥りがちな3つの間違った手法や勘違い。実は、これらのミスを減らしていくことがSEO対策の基礎であり、何よりも大切な作業です。まずは、前回の記事『20年の実績から学ぶ 美容室・新規客の心を掴むWEBサイトづくり』の最後でも触れたトピックから。
1.一昔に流行ったブラックな手法「埋め込み」
例えば昔は、「グラデーションカラー 美容室」というキーワードで上位表示させたいなら、サイトの背景色と同じフォント色で「グラデーションカラー 美容室」と書いたテキストをごっそりつくって、サイトの端っこに埋め込むのがよかったが、今、そんなことをしたら検索エンジンに不良サイトと認識され、二度と表示されない可能性が高いといわれています。
2.効果の低い「連呼」
今や、あまり効果はないそう。ちなみに連呼というのは、例えば「グラデーションカラー 美容室」というキーワードで上位表示させたいと思った場合、サイトのタイトルやサイトの紹介文、サイト記事内にそれらのキーワードを必要以上に掲載すること。例えば、サイト記事の書き出しでいうと
この様に、とにかくキーワードを連呼するような記事の書き方。大関さんいわく、クローラーのチェック精度が高くなり、そういう不自然な文章で構成された記事の評価は、今ではあまり高くないようです。
用語解説「クローラー」:WEB上を巡回し、発見したWEBサイトの記事や画像等を収集するプログラム。収集された情報は検索エンジンに掲載されます。とはいえWEBの世界は広大。その中でクローラーに見つけて貰うには、WEBサイトの情報がしっかり整理されていることが大切。だからこそ、誤った手法を見直す必要があります。