酸熱トリートメントは「定期的に3回は受ける」を前提に施術
リピート率100%の秘訣について、穴井さんは
- 酸熱トリートメントの効果
- 液体カラーによる時短
- の2点をあげます。
特に、酸熱トリートメントのこれまでにないハリ、コシが得られる効果について、「一度体験したらやめられなくなるでは」と分析しています。
髪質改善効果を実感して貰うための「こだわり」
そんな酸熱トリートメントに対する穴井さんのこだわりが、「3回続けて定期的に受けることを前提」にお客様に施術していること。特に、1回目から2回目の来店間隔は「1か月以内」とまで言っているそうです。
というのも、特にグリコール酸、サリチル酸を主成分とする酸熱トリートメントは、施術を重ねれば重ねるほどその効果がはっきりと感じられるようになるから、だそうです。
でも、このまま2 in 1メニューのお客様が増え続けたらどうなるのでしょうか?それはそれで嬉しい悲鳴かもしれませんね。
もっと詳しく知りたい!「酸熱トリ」+「液体カラー」でハリ・色を倍速実現
ブリーチによるハイトーン毛やエイジング毛に共通する悩みとして、ツヤやハリコシが失われてまとまりにくくなる、ということがあります。そのためのケアメニューとして、酸熱トリートメントはおすすめですが、カラーと併用する場合、カラーの褪色という課題があります。
その対応策として、酸熱トリートメント後に再度カラーをして、色調補正をするメニューもありますが、トータルの施術時間が2-3時間になる場合もあることからお客様にかかる負担が大きくなってしまい、なかなかお勧めしにくい、という事情もあるようです。そこで、次号の第1特集では酸熱トリートメントによるケア効果と、その褪色を補う後カラーとして液体カラーに着目。施術時間が非常に短いことから、お客様への負担も減り、同日施術もおススメしやすくなるメニューとして提案します。