こんにちは、大久保です。ちょっと前のブログでも紹介しましたが、ヘアカラー(酸化染毛剤)直後の酸熱トリートメントで色が落ちて見えるのは、褪色ではなく、実は変色が起こっているからです。「経営とサイエンス」9月号特集企画「『酸熱トリートメント』メニュー導入“虎の巻”」で詳しく紹介していますが、この変色、実は酸化染毛剤が持っている第一級アミンにグリオキシル酸が結合してしまうことによって起こります。
そこで「経営とサイエンス」編集部では、第一級アミンを持たないヘアカラー剤であれば、変色は起こらないはずと考え、ノンジアミンの植物性カラー直後に酸熱トリートメントを行う検証をしてみました。検証結果は10月1日発売の11月号で詳しく紹介しています。今日は、その内容のチラ見せです。こちらをご覧ください。
ツヤッツヤでしょ?これは、ヘナ(酸化染毛剤も塩基性染料の入っていないピュアなヘナ)施術をした直後に酸熱処理(グリコール酸タイプ使用)を行った仕上りです。褪色(変色)するどころから、深みとつやのある色味に仕上がっています。詳細は11月号で。お楽しみに!