美容室・若手のビジネスセンスを磨く教育現場

教育でつくる「利益体質な社風」

キャリアアップ試験にレポートを取り入れることで、若手のビジネス感覚育成に力を入れている『Rassic』。店販商品やサロンの設備についても、スタッフ側からの提案で取り扱いを開始した実例があります。

Q.トータルビューティーサロンの場合、代表の思いがコンセプトに強く結びついているため、特にトップダウン型の社風をイメージしていました。御サロンの社風はスタッフからの提案による取扱い商品展開のお話をはじめ、ボトムアップ型寄りに感じられます。ご自身ではどのようにお考えですか?

A.私(田中代表)が教育によって目指すのは、当店のスタッフとして身に付けていてほしい水準の思考と技術の獲得。それより上のレベルは本人たちの成長力と自主性に任せるようにしています。その方が全員の長所が伸びて、ファンも獲得できる。早い段階からサロンに貢献してくれるようになります。

だからこそ、スタッフ達との「次はこんな店販商品が売れるかもしれない」、「もっとこうすればメニュー/店販の訴求できるのでは?」という意見交換を大切にしています。

今年3月にジュニアスタイリストに昇格した井上さん(左)は、美容学校の企業説明会へ田中代表に同行し、学生に会社概要をプレゼン。自分の考えをまとめ発表する習慣が実り、早期からリクルーター業務にも携わっている。

前回の記事でもご紹介したように『Rassic』のコンセプトは「あなたらしさ」。スタッフ教育にもその理念は共通しており、全員が自発的に考え利益に繋げる社風を形成していました。

トータルビューティーの仕組みづくりや、教育システムetc…『経営とサイエンス』2019年12月号では、田中代表のサロン運営を4ページに渡って誌上ドキュメント。11月1日の発売にご期待下さい!

経営とサイエンス2019年12月号|連載『生涯現場主義』

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【BLOG更新!】内容はプロフィールURLからご覧ください! 『トータルビューティー化・成功した美容室は何が違うのか?』 福岡県春日市のサロン『Rassic』はトータルサロンとしてヘア・スキンケア・ヘッドセラピー・ネイルをはじめ15種類以上のメニューを展開。 高い再来店率と店販比率を誇り、県内外から同業者が見学に訪れるほど。トータルビューティーサロンの成功例として注目されているサロンです。 今回、豊富なメニュー展開とその促進方法について田中貴子代表にお話を伺いました。 #経営とサイエンス #経営 #美容師 #美容 #美容室 #トータルビューティー #ヘアケア #頭皮ケア #フットケア #福岡 #ネイル #ビジネス #マーケティング #経済 #hair #hairstylist #hairstyles #hairsalon #totalbeauty #beauty #business #marketing #nail @rassicmako0411 @rassictakako @rassic_rena @rassicmiki @rassic_miyuk

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