2世代で経営好調の美容室が知る エイジングケアの「あるニーズ」

未来のサロンづくりへの挑戦

美容室の経営学の勉強に取り組み、より生産性の高いサロンづくりを追求する枝折憲ディレクター。キャッシュレス決済の導入やWEB集客など最先端のシステム導入を実施し、新たな顧客づくりに繋げています。「SHIGE」の展望についてお話を伺いました。

Q.代表と共にサロンを運営されていく中で、今後の目標をお聞かせ下さい。

枝折憲ディレクター:目指しているのはエイジングケアメニューによって更に生産性を高めることです。私自身が美容室の経営を勉強するになり、特に生産性を意識するようになりました。価格や施術時間の適切な設定で効率化を図っています。同時に、生産性を高めることで営業時間や定休日についてもフレキシブルに調整できる環境づくりを実現したいと考えています。

Q.家族経営でありながら、営業時間等の職場環境にも着目されているのは特徴的ですね。

枝折憲ディレクター:それは家族経営から生まれ変わり、将来的にスタッフを雇用して店舗数を増やす目標があるからです。その際には「SHIGE」で働くことができて良かったと従業員に感じて貰える職場環境であることが最優先。そのために、今からエイジングケアを主軸に顧客満足度向上を追求しています。

変化の根底にあるもの

憲ディレクターが目指す未来の「SHIGE」。更なる生産性向上に向け、日々変容を続けています。最後に気になったことを伺いました。

Q.サロンが変化しても逆に「変わらないこと」は何かありますか。

枝折憲ディレクター:それは枝折繁代表の理念ですね。代表からはこれまで「美容師としての心構え」を教えて頂きました。将来雇用するスタッフにも必ず継承したいことですね。

枝折繁代表の理念とは、「どんな時もお客様のご要望をお断りすることなく、おしゃれのお手伝いをする」ということ。憲ディレクターはこの思いがあるからこそ、サロンの雰囲気が明るくなると語ります。

経営とサイエンス2020年2月号「生涯現場主義」では、現在進行形で変化するサロンを誌上ドキュメント。1月1日の発売にご期待下さい。


経営とサイエンス2020年2月号:連載「生涯現場主義」
1月1日発売

取材後記

枝折繁代表の理念を根底に新しいサロンづくりに取り組む憲ディレクター。「私のお客様でも、”先生(代表)と話したい!”と仰って来店される方もいらっしゃるんですよ。」と笑顔でお話する姿が印象的でした。言葉や数字では表現できない「理念から生まれるサロンの雰囲気」も誌面で感じて頂ければ幸いです。

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