熱いプレゼンの中に隠された
「酸熱系→パーマ」の可能性
どうも、CHIAKIです! 『経営とサイエンス』の編集の仕事をしていると、ありがたい話で、いろんな美容師さんから“プレゼン”を受けることがあります。その中でも特に多いのが、薬剤検証についてのプレゼンなのですが、先日、こんな熱いプレゼンをいただき嬉しかったので、こちらでシェアさせていただきます!プレゼンをしてくれたのは、こちらの先生。
埼玉県川越市のサロン『TOKUSA DESIGN』の吉見廣一さんです。以前、液体カラーで使うアプリケーターのカスタマイズ法を教えていただいた方です。今回の検証プレゼンは、かなり突っ込んだものでしたね。7枚にわたる長編のウイッグ検証のレポートです。
テーマは、「ホット系パーマと酸熱系トリートメントの相性について」です。早速見てみましょう。レポートは、まずビフォアの状況と使用薬剤の解説から始まります。
大人の事情で使用薬剤の製品名については割愛させていただきます(スミマセンです)。レポートがしたためられていた封筒でカバーさせていただきました。
ビフォアについて
レポートには、ウイッグのビフォアについて、以下の旨の記載がありました。ブリーチ1回して、12レベルのアルカリカラーでカラー。さらに手書きで、その後、「ホット系でパーマ→ストパー処理」とあります。
ぶっちゃけ、かなりのハイダメージ毛という設定ですよね。この髪に対して、
- シャンプー後、各トリートメントを塗布。15分放置
- 水洗後、ドライ←視触診
- 180度アイロン操作
- シャンプードライ←視触診
- シャンプードライ(2回目)←視触診
- シャンプードライ(3回目)←視触診
という流れの検証を行ったそうです。
ちなみに上の①の「各トリートメント」で使った酸熱系
- グリオキシル酸
- グリオキシル酸誘導体
- レブリン酸
の3種類とのこと。