お客様にわずらわしさゼロのサロン動線!

ちとふな商店街に軒を連ねるサロン

どうも、CHIAKIです! ちょっと前の話ですが。こちらにお邪魔しておりました。「ちとふな商店街」。これは千歳船橋駅周辺の商店街のことで、たぶん地域の人達が親しみを持って、「ちとふな商店街」と呼ぶようになったことから正式名称に採用されたと思われる商店街名です。

千歳船橋は、東京都世田谷区の中西部にある駅で、新宿から20分とアクセスも良好。最近開発が進み、ファミリー層などから人気の高い街となっているようです。ちとふな商店街は、千歳船橋の駅から南北に伸びる商店街。4つのエリアがあるようですね。

お邪魔したのは、千歳通りのあるエリア。こちらは、銀杏並木が印象的。ちょっと季節ではなかったのですが、きっと秋口はかなりキレイなんでしょうね。そんなちとふな商店街の終点近くにこちらの先生のサロンがオープンしました。

弊誌ではお馴染みの岩澤雄志さんです。サロンの外観が上手く撮れなくてスミマセンです。かなり雰囲気のあるいい感じのお店です。サロン名は、『Mokki』。フィンランド語で「コテージ」の意味だそうです。「”山小屋風のコテージにエスケープする”ような感覚でリラックスしていただけるようにサロンをつくりました」(岩澤さん)。

タブレットでスタイルやメニュー情報を見る

内装はざっとこんな感じです。

内装は暖かみのあるウッディなつくりですが、設備に目を移すと、パッと見、モダンな空間デザインのデンタルクリニックっぽいような印象もありますね。

内容のポイントは、2面のセット面にそれぞれ設置された移動式シャンプー。お客様は、ひとたびセット椅子に座ったら後は施術が終わるまで立たなくてよいつくりになっています。さらにセット面にはタブレット端末を設置し、このタブレットを通じて、提案するスタイルの情報から放置タイムに読む雑誌までをまかなうことができるのだとか。実に機能的で無駄のないつくりですね。まさに岩澤さんらしいサロンデザインです。

お店の詳細は、経営とサイエンス2020年4月の連載企画「DESIGN FOR SALON SPACE」でご紹介しています。

お客様はテーブル会計が可能

今回のブログでご紹介したかったのは、岩澤さんのお店の“お会計”についてです。

先ほど「お客様は、ひとたびセット椅子に座ったら後は施術が終わるまで立たなくてよい」と書きましたが、実は『Mokki』では、お会計もレジまで行かなくていいそうです。ちなみにサロンのお会計も、先ほどのタブレット端末で行うのだそう。いわゆるテーブル会計ですね。なので、まさにカウンセリングからお会計までがワンストップで可能。いやー、便利っすねー。

しかも入店後の最初の段階でカウンセリングからお会計までを済ませてしまうので、お客様からすると後はゆっくり施術を楽しみ、終わればそのまま帰るだけという流れです。実にスマート!!

「サロンの入店から退店までの動線をなるべくシームレスにしたかったんです」とは、岩澤さん。ちなみにサロンでは、お会計はキャッシュレス決済をオススメしているのだそうです。

最近ではスマホで決済する人も増えたので、それなら財布も持たずにサロンに行けるわけだ。ホント、画期的です。というか、そうした部分への配慮ができるって素晴らしいですね。ちなみにこのシームレスなキャッシュレス決済はコロナ禍の今、衛生面を考えた場合もかなり有効とのことです。まさに至れり尽くせりのサロンデザインでした。

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